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中高生のための生活リズムの基礎知識
4.睡眠時間が減るとどうなるのか?
24時間起きてると、ドジッて、ケガして、ビョーキになります。
寝ないとどうなるか?が動物実験で調べられています。
ネズミを寝かせないでおくと3週間ほどで死んでしまうのだそうです。
ただどうして死んでしまうのか?つまりは寝ないと死ぬことの原因については、いろいろと調べてもまだよくはわかっていません。
ただ寝ないで起き続けていると、頭の働きが悪くなってくることは人間でも確かめられています。
17時間起き続けた時の脳の働きは、ほろ酔い状態と同じ程度にまで下がるのだそうです。また睡眠不足が続くことでも脳の働きは悪くなります。
睡眠時間を毎日4-6時間に制限しておくと、2週間後には、脳の働きは丸二日徹夜した状態にまで悪くなってしまうのだそうです。寝不足がちでは学校の成績も悪くなることも確かめられています。逆に眠ることでひらめきがよくなることも分かっています。
1.朝に課題を3回訓練し、その後寝ないで8時間後の夜に課題に再挑戦
2.課題訓練を夜にしたあと、徹夜して8時間後の朝に再挑戦
3.課題訓練を夜にしたあと、8時間眠って、翌朝に再挑戦
という3つのグループで、課題の正解に簡単にたどり着くしくみに気づくかどうかという「ひらめき」の割合を比べる実験です。すると、3番目のグループで明らかにひらめく割合が高いと言う結果でした。しかも、1,2番目のグループのひらめきの割合は、訓練をせずに課題に取り組んだ場合と変わりなかったのだそうです。眠るとひらめきがよくなる、というわけです。
寝不足では体にもさまざまな悪影響がでてきます。風邪をひきやすくなりますし、インフルエンザワクチンの効き目も悪くなります。また血圧は高くなり、糖尿病と似たような変化が体におきますし、太ります。意外かもしれませんが、寝ないと太ることも確かめられています。また寝不足では集中力がなくなりイライラすることは多くの皆さんが経験済みでしょう。寝不足ではさまざまな重大な事故の危険も高くなります。
寝不足で注意が散漫になった結果起きた事故としては、スリーマイル島原発事故(1979年3月)、インド・ボパール化学工場ガス爆発事故(1984年12月)、スペースシャトル・チャレンジャー爆発事故(1986年1月)、チェルノブイリ原発事故(1986年4月)、石油タンカー・バルディーズ号原油流出事故(1989年3月)などが知られています。寝不足は命のリスク、なのです。
まとめておきましょう。24時間起きてると、ドジッて、ケガして、ビョーキになるのです。
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子どもゆめ基金 助成活動
(独立行政法人国立青少年教育振興機構)
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