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中高生のための生活リズムの基礎知識
9.入眠儀式と睡眠中枢
入眠儀式
「入眠儀式」というとなんだかとてもかたぐるしく感じてしまうかもしれませんね。
では「寝るまでの段取り」あるいは「寝る準備」としてはどうでしょう。皆さん実は、意識しているかどうかは別にして、寝ようとしてから寝るまでの行動というのは大体決まっているのではないでしょうか?歯を磨く、寝間着に着換える、CDをかける、明日の持ち物を確認する、ベッドに倒れ込む。寝るという行動は考えてみれば、非常に無防備で、ある意味危険極まりない行動です。だから身の回りの安全を確認し、安心しないと「睡眠中枢」が働くことが出来ないのではないだろうか、と私は考えています。突然「睡眠中枢」を持ち出して失礼しました。
少し説明します。起きているとき、脳は活発に活動しています。ですからこの脳の活動が低下すると眠る、と考えがちで、1920年代まではそのように考えられていました。ところがその後、脳の中には眠っているときに盛んに働いて、起きている間にはあまり活動していない場所があることがわかってきました。このような、「眠っているときに盛んに働いて、起きている間には活動していない脳の場所」が「睡眠中枢」です。
話がそれましたが、ですから眠るためには「睡眠中枢」が働くことが必要なわけです。そして「睡眠中枢」が働くためには安全の確認が大切なのではないか、と言っているのです。つまり眠るためには、「これで安心して眠れる」という自分なりの確信を寝る前に持つことが大切で、決まり切った段取りをこなす、ということが安心を確信するには大切なのだと思います。一定の手順を無事に踏むことができるほどに安全だ、と自分で確認するというわけです。方法はもちろん人それぞれです。明日の準備をすることだったり、読書や音楽鑑賞だったり、アロマをたく人もいるかもしれませんね。
ここだけの話、僕の場合も小さな頃からの習慣で、中学生くらいまで寝る前にクマのぬいぐるみを「ポン、ポン」と叩いてから眠る、ということを繰り返していました。
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子どもゆめ基金 助成活動
(独立行政法人国立青少年教育振興機構)
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